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松山市畑寺にて新築のグループホームの屋根棟部に棟瓦を取付工事
松山市畑寺町にある新築のグループホームの屋根棟部に棟瓦を取付工事をしました。
この現場は久米の姫彦温泉の丁度、裏側の道路沿いに面しており、屋根に上がってみると、姫彦温泉が見えました。
現場の屋根工事が完工した際には温泉にゆっくり浸かって、ゆっくり帰りたい心境でした。
冬場ということもあり、朝方は屋根が凍っていて、なかなか作業が捗らない状態でした。
それでは今日の現場ブログを書いていきたいと思います。
松山市畑寺町の新築グループホームの現場に到着しました。
これは松山市畑寺町の新築グループホームの現場の写真です。
朝の八時に現場に到着しましたが、冬場ということもあり、屋根瓦の表面が凍っていたので、少し時間をおいてからの作業になりました。
まずは屋根棟部に強力棟金具と二重に重ねた桟木を取り付けます。
まずは屋根棟部の野地板に強力棟金具を取り付けます。
「屋根の構造」これを屋根の野地板に取り付けることで、屋根に直接取り付ける形になるので、棟瓦がしっかり固定されます。
続いて、棟瓦の下にくる寸法切りした瓦を座らせる(のせる)ために、寸法切りした半瓦が座る位置に二重重ねした桟木を施工します。
この写真は棟瓦の下にくる半瓦が座る位置に二重重ねにした桟木(さんぎ)を施工している時の写真です。
これを取り付けたら、先ほどの強力棟金具の上に、棟瓦の下地の角材を取り付けていきます。
棟瓦の下地の角材を取り付けている写真です。
これは屋根棟部に、棟瓦の下地の角材を取り付けている時の写真です。
強力棟金具の上からのせて取り付けることで、棟瓦をビスで留めるときにビスがしっかり利きます。
下地の角材を取り付けたら、次は棟瓦の下にくる半瓦を施工しました。
棟瓦の下に来る半瓦を施工し終わりました。
これは棟瓦の下にくる半瓦を施工し終わった時の写真です。
この瓦は栄四郎瓦のプラウドBB40という瓦で、瓦形状が英語の"B"のようになっているのでこのような名前が付けられています。
棟瓦の下にくる施工した半瓦の隙間部分(瓦の盛上っている下の空間)にコーキング(防水剤)を打っていきます。
先ほどの写真の半瓦の隙間部分を拡大した写真です。
このようにコーキング(防水剤)を入れて雨水の侵入を防ぎます。
棟瓦を施工する準備が整いましたので、シルガード(南蛮漆喰)と棟瓦をタワー(屋根に物をあげる為の機械)で上げていきたいと思います。
シルガード(南蛮漆喰)と棟瓦をタワーで屋根に上げていきます。
これはシルガード(南蛮漆喰)の写真です。
シルガードは棟瓦を施工する上で必ず必要な建築建材でしたが、今では完全乾式のロール状になった巻物の防水シートのような物も出てきております。
今回は昔からあるシルガード(南蛮漆喰)での棟瓦の施工をしていきます。
これは今回使う棟瓦の写真です。
正式名称は「紐付三角棟」という名前です。
これは棟の一番先端にくる棟瓦です。
正式名称は「紐付三角下り止」という名前の瓦です。
これも今回使う棟瓦の写真です。
正式な名称は「紐付三角三つ又」という名前の棟瓦で、職人さんの間では「三つ又」という通称名で呼ばれています。
名前通り、三か所に「紐付三角棟」が入るような形になっているからです。
この棟瓦の施工写真は後ほど写真で載せます。
それではタワーにこれらの部材を上げていき、棟瓦の取付工事をしていきたいと思います。
屋根棟部に棟瓦の下地の角材を施工し終わりました。
これは屋根棟部に棟瓦の下地の角材を施工し終わった時の写真です。
下地の角材を付けたので、次はシルガード南蛮漆喰を屋根棟部に施工していきたいと思います。
屋根隅棟部にシルガード(南蛮漆喰)を入れていきます。
これは棟瓦を取り付ける前に、シルガードを屋根隅棟部に入れている写真です。
シルガード(南蛮漆喰)を入れることで、棟部分がしっかり固定されて安定します。
今では完全乾式の防水テープのような巻物で施工することも多くなりましたが、今回はシルガード(南蛮漆喰)を使っての棟瓦の取付工事になりました。
シルガード(南蛮漆喰)を入れたあとは、小手(こて)で綺麗に整地して形を整えていきます。
綺麗に整地ができましたら、その上から棟瓦(紐付三角棟)をのせていきたいと思います。
屋根隅棟部に紐付三角棟をのせていきます。
これは屋根隅棟部に紐付三角棟をのせている写真です。
屋根棟部にシルガードを入れた部分に順々に棟瓦をのせていきます。
隅棟と棟のつなぎ目部分まで取付ました。
これは隅棟と棟のつなぎ目部分まで、紐付三角棟を取り付けした時の写真です。
隅棟部と棟のつなぎ目部分には、先ほど紹介した「紐付三角三つ又」を入れて施工します。
このように三方向から棟瓦が入るような形になっています。
その為「紐付三角三つ又」という名前が付けられています。
明日は棟瓦を屋根棟部に全て施工しこの現場の工事を完工します。
今日は棟瓦を施工する上での下地の角材やシルガード(南蛮漆喰)を施工し、途中までしか棟瓦を施工できませんでした。
冬場で山沿いということもあり、朝は屋根瓦が凍っていたりしてかなり時間ロスができましたが、明日はこの現場の屋根工事を完工したいと思います。
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