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愛媛県西予で葺き替え工事をしたお家は伝統的な土葺き屋根だった


愛媛県の皆様、伝統的な屋根技法である土葺き屋根ってご存じですか?
今回は土葺き屋根について考察していきたいと思います。

昔ながらの日本家屋には土葺きによる屋根技法がよく使われていました。
当時は今のように、家の「躯体強度」や「耐震強度」に関しての考えがなく、その家の躯体強度以上の重さの瓦が乗っていたり、土の上に瓦を置いているような感じだったので経年による土の粘土低下で瓦が落ちるという事態が多々ありました。
大正12年の関東大震災をきっかけに伝統的な屋根技法である「土葺き屋根」は減っていく傾向になりました。
今は住宅建築の施工方法も大きく変わり、家の躯体強度や耐震計算した上での瓦屋根の建築建造物が建てられています。

土葺き屋根の写真①

土葺き屋根の写真
これは愛媛県西予市の明浜にある昔ながらの平屋の日本家屋を葺き替え工事した時の写真ですが、昔の屋根技法である「土葺き」仕様になっています。築50年以上になるこの年代の住宅のほとんどが土葺き屋根と言っても過言ではないです。
「瓦屋根は重いから地震に弱い」という風評は大きな誤解で、住宅における耐震性が圧倒的に影響するのは、家の構造体の「躯体強度」が一番影響しています。
例えば、重たい屋根でも柱・筋交い(すじかい)・壁量などを多くすれば耐震性は必然的に高くなります。
逆に軽い屋根材である、ガルバリウム鋼板などの金属屋根材化粧スレートを使ったとしても、家の柱の数や壁量・筋交い(すじかい)などが少ないともちろん「躯体強度」も低くなるので耐震強度も落ちてしまいます。

昔の住宅は、家の躯体強度や耐震性を考えて瓦を乗せていないので、瓦を乗っけるための構造体ではない住宅にも瓦が乗っているケースが数多くあり、家の構造体の経年劣化や老朽化により柱や筋交いなどが瓦の重さに耐えられず崩れてしまうというケースがほとんどですので屋根の重さによって耐震性が左右されるということはありませんのでご安心下さい。

土葺き屋根の写真②

土葺き屋根の写真2
これは先ほどの写真を少し横にスライドして撮った写真です。
これはもう屋根地のバラ板が見えてしまっていますが、このバラ板の上には防水対策として、ルーフィング(改質アスファルトルーフィング)の変わりに杉皮を絨毯のように敷き詰め、その上に屋根土を乗せて瓦を屋根土の上から葺いていました。

日本の伝統的な屋根技法の一つである「土葺き」は数多の先人の瓦職人が試行錯誤し、考えた施工方法なんだなと考えると物凄く感慨深いものを感じます。
昔は今のようにビスを高速で打てる電動式インパクトドライバーや瓦を切るサンダーと言った便利な機械をもちろん無く、すべての作業を金づちなどの手動式工具での屋根工事をしていたと考えると我々にとってこういった伝統的な屋根技法が使われているお家は面白い発見があったりと楽しい面もあり、こういった住宅の屋根工事を実際行うさいには、細心の注意を払い安全な作業を心掛けています。




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