屋根工事の疑問葺き替え工事の期間はどれくらいの日数が掛かるのか
屋根の雨漏りや、経年劣化のため、葺き替え工事を検討されている方の中で、大体の工事期間を知りたい方もいらっしゃると思います。
そんな方のために工事方法ごとの工事期間についてご説明します。
屋根の大きさと形状は100㎡(30坪)の切妻屋根とします。
写真のような屋根形状を切妻屋根といいます。
葺き替え工事の流れは、既存の屋根材を撤去して行う葺き替え工事と、既存の屋根材を撤去せずに行うカバー工法では少し工事の流れが変わってきます。
既存の屋根材を撤去する屋根の葺き替え工事の流れは
①足場の設置
②既存屋根材の撤去
③既存防水紙の撤去
④清掃
⑤構造用合板の増し張り
⑥防水紙の施工
⑦新しい屋根材の荷揚げ
⑧新しい屋根材の施工
⑨清掃等
⑩足場の解体
大まかにこのような流れになります。
カバー工法では
①足場の設置
②屋根材の一部撤去(棟部分)
③粘着式防水紙の施工
④新しい屋根材の荷揚げ
⑤新しい屋根材の施工
⑥清掃等
⑦足場の解体
のような流れになります。
まず、既存の屋根材を撤去して行う葺き替え工事の場合。
①足場の設置
で1日。
②既存屋根材の撤去
③既存防水紙の撤去
④清掃
⑤構造用合板の増し張り
⑥防水紙の施工
までは、雨漏りさせないために必ず1日。
⑦新しい屋根材の荷揚げ
⑧新しい屋根材の施工
⑨清掃
で、2日。
⑩足場の解体
で1日。
そのため、職人が現場に入って仕事をする日数は合計で5日間くらいになります。
次にカバー工法の場合。
①足場の設置
で1日。
②屋根材の一部撤去(棟部分)
③粘着式防水紙の施工
④新しい屋根材の荷揚げ
で1日。
⑤新しい屋根材の施工
⑥清掃等
で1日。
⑦足場の解体
で1日。
合計4日間くらいで工事が完了します。
今回は、100㎡の切妻屋根の場合で説明しましたが、屋根形状が複雑になったり、大きくなると屋根材の施工期間が変わってきます。
足場の設置から工事に入るまで、数日時間が空く場合があるのでご注意ください。
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